2018年、紀州のドン・ファンと呼ばれた資産家の野崎幸助さん(当時77歳)が不審死した事件。
3年が経った2021年4月28日、元妻の須藤早貴が容疑者として逮捕されました。
犯行の手口として薬物を摂取させられた事が判明し、須藤容疑者が密売人とコンタクトを取っていたことが分かったという。
一体何があったのか、リサーチしました。
プロフィール
- 名前:須藤 早貴(すどう さき)
- 生年月日:1996年2月
- 出身地:北海道札幌市
- 身長:167cm
- 職業:自称モデル
- 最終学歴:札幌ベルエポック美容専門学校
犯行の手口は覚醒剤を使用か、当時の状況について
2018年5月24日午後10時30分頃、野崎さんは自宅2階にある寝室のソファでぐったりしている所を須藤容疑者とハウスキーパーが発見。
和歌山県警らの調べによると、野崎さんの亡骸からは、致死量を超える覚醒剤成分が検出されたという。
また、野崎さんの自宅にあった掃除機からも覚醒剤が検出されていました。
身体に注射痕などは見つからず、口から摂取させ、「急性覚醒剤中毒」を起こさせたとみています。
当時の状況について、ハウスキーパーは記者に対して以下のように語っています。
私が数時間外出して帰ってきたら、早貴さんは1階のお風呂から上がったばかりでした。
2階は野崎社長のお風呂、1階は早貴さんと私のお風呂でした。
それからと2人でテレビを見ていたら、上からドーン、ドーンと物音が聞こえてきました。
“社長、なんか怒っているから、上に行ったほうがいいんじゃない”と早貴さんに言ったんです。
それで、彼女が2階へ上がったらすぐに戻って来て、“社長がなんかおかしいの”と言い、私が急いで上に上がったら体がカチカチになっていて、仰天しました。
ソファからずり落ちて足が床にあたった音が聞こえたのではないかと思います。
また、関係者によると、須藤容疑者は和歌山県田辺市で経営していた会社「アプリコ」から約3834万円などを自身の名義の預金口座へ振り込んでいました。
その金でドバイへ行きたいと周囲に漏らしていたようで、警察は国外への高飛びの準備をしているとみて、逮捕したという。
入手ルートはSNSで売人との繋がっていた事が発覚
野崎さんが摂取させられた薬物について、どうやって入手した物なのか。
有力となっているのが、須藤容疑者がSNSで密売人と連絡を取っていたこと。
県警が須藤容疑者のスマホを解析したところ、インターネットで殺害方法や覚醒剤の入手方法などを複数回にわたって検索した形跡が残っていたという。
また、スマホからは売人と連絡を取っていた形跡があり、2人のスマホには同じ時間に同じ場所にいた位置情報が残っていたことも分かりました。
須藤容疑者は薬物について黙秘を貫いています。
謎のままとなった愛犬・イブちゃんの怪死
原因が分からないままとなっている、野崎さんの愛犬・イブちゃんの突然の怪死。
野崎さんが亡くなる18日前の2018年5月6日、急に具合が悪くなり、もがき苦しむように亡くなったという。
県警は愛犬も覚醒剤を摂取させられた可能性があるとして、自宅の庭に埋葬された犬の以外を掘り起こし、鑑定を実施した。
しかし、血液および臓器からは覚醒剤の成分は検出されず、原因は謎のままになってしまっている。
時期からみて、やはりイブちゃんも須藤容疑者によって命を奪われた可能性が高いですね。
ネット上では以下のような意見が挙がっています。
ここまで立証するのに3年、捜査担当班の執念を感じる。一人ひとりがスマホ≒GPS持ち歩いていて、いざとなれば位置情報特定できるとかすごい時代。10年前なら売人との接触は立証できなかったかも知れない。
この手のリークが相次いでいるようですが、いまのところ、状況証拠ばかりなので、捜査陣もなかなか苦しいのかもしれませんね。ただ、この元妻の単独犯とは思えません。正直、完全犯罪を成功させるようなタイプには見えない。共犯者や背後関係も徹底的に調べてほしいですね。そこから物的証拠もあがってくるのではないでしょうか。
和歌山県警の執念を感じる。否認したら殺人罪で有罪にするのが大変だと言われているけど、検察はなんとか追い詰めてほしい。
当時22歳の女性が逮捕まで3年かかった殺人を一人で行ったとは思えない。色々な偶然が重なり今まで逃げて来れたかもしれないけど、その歳で離婚後収入減を考えるか?それより殺して遺産相続した方がいいと第三者にアドバイスされたのだろう。元妻が殺人で単独逮捕で終わるとは思わない。
警察も相当な覚悟で逮捕したんやろな。万が一にも不起訴や、裁判に持っていけても疑わしきは罰せずになれば、この事件は迷宮入りするわけで。絶対有罪に持っていけるだけの証拠はあるんやろな。
3年間の捜査で逮捕したということは、警察側も須藤容疑者の逃げ道を無くすため徹底的に証拠を固めたと考えられます。
この事件は大詰めを迎えていると言えるでしょうね。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
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