週刊少年ジャンプで人気を博した「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」や「武装錬金」の作者である和月伸宏(本名:西脇伸宏)が、女児の如何わしい動画を所持していたことが発覚し書類送検されるというニュースがあり、作品のファンらに大きな衝撃を与えています。
一体何があったのか、リサーチしました。
目次
DVDおよびCD-R所持が発覚するまでの経緯
発覚した経緯は、警視庁による同様の事件捜査を進める中で、偶然にもDVDを購入していた人物の一人として浮上したという。
そして、2017年10月に西脇容疑者の事務所を立ち入り調査を実施したところ、10代前半と見られる少女たちが動画や画像として収められたDVDやCD-Rを所持していた事が発覚。
自宅を家宅捜索したところ、合わせて約100枚にものぼるディスクが押収されました。
西脇容疑者は取り調べに対して容疑を認め、以下のように話しているそうです。
児童が好きで、DVDや静止画を購入していた。
小学校高学年から中学2年生くらいまでの女の子が好きだった。
一般には出回らない限定された入手ルートだったようで、筋金入りのマニアな顧客だったとみられています・・・。
新連載したばかりの続編・北海道編は急遽連載中止に
コミックスのシリーズ累計発行部数が6000万部を超えるという大ヒットを記録した「るろうに剣心」ですが、2017年9月からジャンプSQ.(スクエア)より約18年ぶりの連載となる「北海道編」がスタートしたばかりでした。
今回の事件を受け、出版元である集英社の広報部は書面で“今回の報道を受け、社として重く受け止めております。作家は深く反省しています。”とコメントを発表し、12月4日発売号より当面の間休載することとしています。
一旦は休載という形を取っていますが、今後作者の印象が与える影響を考えると、このまま連載打ち切りとなる可能性がありますね。
実写版やアニメの放送中止にまで影響が及ぶ
るろうに剣心は実写映画でもヒットしており、2012年8月に公開された1作目の最終興行収入は30.1億円を記録しています。
それに続き、2014年8月公開の2作目「京都大火編」では52.2億円、同年9月公開の3作目「伝説の最期編」では43.5億円と、シリーズ累計で何と125億円超えの大ヒットを記録し、最近の邦画では上位に位置する作品となっています。
2018年春頃には4作目の撮影をスタートする話も出ていたようですが、原作者が書類送検されたことによって実現が難しい状況となっています。
また、CS放送・テレ朝チャンネル1で放送されていたアニメの再放送も休止へ。
CS放送・映画チャンネルNECOも11月25日に放送予定だった実写版の3部作を別番組に差し替えることとなりました。
ファンだけでなく、作品関係者にも多大な影響が及んでいます。
ネット上では以下のような意見が挙がっています。
作品に罪は無いけど、DVD100枚所持はさすがに引いた・・・。残念やけど、映画と新作はお蔵入りやろうね。
本人のプライベートは誉められたもんじゃない。でも作品まで封印するのは違うと思う。嫌な時代になったもんだ
まあ、いくら作者が自粛しても放送局が勝手に流しては自粛してないととられるかもしれんからな。
この実写版シリーズはよく出来ていて傑作と思うだけに作者がやらかしてしまったのが製作された後で白紙にならなくて良かったとは思う。
復帰できるといいね。読者としては途中で終わると寂しいから何らかの形で完結してほしい。
視聴者側では復帰を期待する声が比較的多く挙がっています。
やはり人気のある作品ですからね。読者としては完結まで見たいという思いが強そうです。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
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