2015年2月22日、女子プロレス「スターダム」の東京・後楽園ホール大会で、ワールド・オブ・スターダム選手権試合が行われました。
そこで起きた大惨事とは・・・。リサーチしました。
目次
プロフィール
名前:世IV虎(よしこ)
生年月日:1993年7月26日
出身地:東京都
所属事務所:スターダム
名前:安川 惡斗(やすかわ あくと)
生年月日:1986年11月13日
出身地:青森県
所属事務所:スターダム
因縁の対決でケンカマッチに
対戦カードは王者・世IV虎(21歳)と挑戦者の安川惡斗(28歳)で、試合開始直後に睨み合いから先に安川がグーパンチをお見舞いし、世IV虎の顔面にクリーンヒット。
この一撃にキレたのか世IV虎もグーパンチを返して、お互いノーガードで殴り合うという“ケンカマッチ”展開に。
レフェリーが一喝するも、止まないパンチラッシュ
その後、レフェリーの和田京平(60歳)が世IV虎を「お前はチャンピオンだぞ!」と怒鳴りつけて両者を引き放しましたが、既に安川は鼻から大出血。
一旦緊急処置のためインターバルが取られ、試合は続行されたが世IV虎の様子は変わらず馬乗り状態からパンチや掌底で安川の顔面を殴り続けました。
安川は戦闘不能状態となったためレフェリーが試合を止めてセコンドにタオル投入を促し、7分45秒、TKOで世IV虎が3度目の王座防衛となりました。
会場は想定外の状況に激怒
一部始終を観戦していた大勢の観客は怒声が飛び交う雰囲気になっていたようです。
安川惡斗は救急車で都内の病院に緊急搬送されましたが、顔面が“崩壊”とニュースになるほど腫れがひどいため復帰にはしばらく時間がかかる見込みとのこと。
今回このような試合が行われた事でスターダムのロッシー小川社長(57歳)は、
プロとして失格。どんな感情があろうが、プロレスの範疇(はんちゅう)を超えていた
と厳しいコメント。
世IV虎はプロレス界から追放・引退させされる可能性もあるようです。
世IV虎自身はノーコメントの様子。
もともと2人の仲は険悪だと言われているようですが、「女子プロレス」という試合の中でこのような事はあってはならないですね。
会場や観客のこともあるとはいえ、レフェリーがもっと早い段階で試合を中断するなりの対応を取るべきだったと思います。
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